Rainbow Bridge/レインボーブリッジ
ウエスタンニューヨーク、バッファローはカナダとの国境の街です。
バッファロー近郊には、カナダとアメリカを結ぶ3つの橋があります。
バッファローダウンタウンにあるのが、Peace Bridge。ナイアガラの滝近くにあるのがRainbow Bridge (レインボーブリッジ)、さらに北側、ハイウェイと直接連絡しているのがLewinstonです。カナダ側の目的地により、使い分けるといいと思います。
Rainbow Bridgeが建設される以前、近くに架かっていたHoneymoon Bridge が1938年に崩壊。
橋が崩壊したことでアメリカとカナダの交通が分断されてしまうこととなってしまいました。そこで代替となる橋が必要となりRainbow Bridgeの建設が検討されました。
Rainbow Bridgeは1940年5月より建設が開始され、1941年11月1日に開通しました。
Rainbow Bridgeの長さは950フィート(290メートル)です。
Rainbow Bridgeの利用
ナイアガラの滝においてアメリカからカナダに行く場合、このRainbow Bridge を渡って行くことになります。
パスポートが必要。永住権保有者はグリーンカードをあわせて持参します。永住権保有者以外の居住者は非移民書類(学生の場合I-20、研究留学の場合DS-2019など)の持参が必要です。
国境を越えたら戻れませんので、必要書類は必ずそろえてゲートを越えましょう。
車でカナダ側に行く場合、2011年現在 アメリカからカナダへ行く時に車1台につき3.25ドル支払います。(カナダドルでも支払い可 レートにより金額が変わります)
季節によって(週末、イベント時、祝日など)は国境が込み合うので注意。特にカナダからアメリカに戻る時にひどく渋滞することがあります。
徒歩でカナダ側に行くこともできます。ゲートをくぐり橋を渡りカナダ側に行くことができます。
高所恐怖症の方は注意してください。また、冬季はかなり風が強く寒くなりますので防寒をしっかりして橋を渡りましょう。足元も雪や氷であぶないのでご注意を。
2011年現在 カナダからアメリカに戻る時に一人50セント必要です。
Rainbow Bridgeのちょうど中央に国境を示すプレートがあります。見逃さないように!
ちょうど、アメリカ・カナダ国旗がある間になります。
Rainbow Bridgeからの景色
Rainbow Bridgeからナイアガラの滝(アメリカ滝、カナダ滝)の両方を見ることができます。その景観は大変美しい。
左手に見える滝がアメリカ滝です。年々 崩れて来ており高低差が小さくなってきています。
右手、中央に見えるのがカナダ滝です。滝の勢いで沸き上がる水煙の高さは非常に高く圧倒されます。
機会があれば 真冬に氷に覆われたナイアガラ川を橋から見てください! 感激的な景色です。