アメリカ/水
アメリカの水は飲める?
アメリカの水事情は州によって全く異なります。
水道水を料理に使ったり飲料水にできる州もあれば、塩素が強くてとても飲めない、まずくて飲めない…という州もあります。
その州や地域の水事情がどうなのか、古くから住んでいる人に聞くなどした方がいいでしょう。
基本的にバッファロー・ナイアガラ地方の水道水は飲めるようです。
バッファローエリアの水は、エリー湖から取水されています。
湖岸からやや離れた深い場所から取水されているので、水の質はいいとのことです。
実際、生水を口にしてもおなかをこわしたことはありません。他の場所と比べても、おいしいと思います。
とはいえ、飲料用にはBRITAなどをしようするのが気持ち安心でしょうか。
生水はどうも…って思われる方はスーパーでミネラルウォーター・スプリングウォーターを購入するか、BRITAなどの浄水器を使うといいでしょう。
工事や災害で断水になった後は 水道水が濁ることがあるので、そういう場合は市販のミネラルウォーター・スプリングウォーターを利用しましょう。
アメリカの水は硬水?
日本に比べてアメリカの水は硬水である地域が多いようです。(州によってかなり差があります)
硬水は石けん等の泡立ちが悪いといわれ、また石けんのヌルヌル感がなかなかとれないということがあるようです。
バッファロー・ナイアガラ地方の水での石けん等の泡立ちには問題はないと思われます。日本から持参したシャンプーやボディソープは問題なく泡立ちます。
アメリカの水の種類
FDA(U.S. Food and Drug Administration)では水を主に次のように分類しています。
- Mineral water:地下を水源とし、すでに自然のミネラルを含んでいる水
- Spring water:地下からわき出て、自然に地球上を流れている水
- Well water:地面に穴を開け、そこに溜まった水(井戸水)
- Sparkling water:水源から発生した炭酸ガスを含んだ水
- Purified water:上水道に蒸留、フィルター等の処理がされている水
- Fluoridated water:フッ素が加えられた水
水道水へのフッ素添加について
水道水に含まれている天然ミネラルの一つにフッ素があります。
アメリカで水道水にフッ素を添加するフロリデーションが始まって60年以上が経過しました。
そのフッ素をちょうど良い濃度に調整する方法がフロリデーションというのですが、アメリカでは歯を大事にするという観点からフッ素添加の水は推奨されているようです。