渡米して行うこと・手続き等

日本を出国し海外に住居を定める場合(旅行や短期の滞在を除く)で、日本を立ちアメリカに到着しました。

ここではアメリカに到着し、生活のセットアップをするまでに関してをまとめています。

 
Table of Contents
 

アメリカに到着

入国審査

アメリカの場合、1回目のトランジットの空港でアメリカ入国をします。

入国審査ではパスポート 及び 永住権保有者はグリーンカード、永住権保有者以外の居住者は非移民書類(学生の場合I-20、研究留学の場合DS-2019など)を入国審査官に渡します。

質問に答え、指紋採取、写真を撮影をして 無事にアメリカに入国ができます。

この時、必ずパスポートのI-94を確認するようにしましょう。入国審査官によってはI-94の期限の書き間違いをすることがあります。ビザの滞在許可期日前の日付を書かれてしまうケースがあるので、そういう場合はすぐに申し立てます。

その時に気がつかないと、あとあと面倒なこと(弁護士を立てるなど)をしないといけなくなる場合があるので気をつけましょう。

荷物の受け取り

預けた荷物を受け取ったら破損がないか確認しましょう。(キズや汚れは仕方がないです)

明らかにスーツケースが割れている、などの破損がある場合は その場で利用した航空会社に言いに行きます。その場で言わないと保証してくれません。

ただしスーツケースに鍵をかけていたために壊された場合は保証の対象にならないので注意しましょう。

アメリカ行きの飛行機に乗る場合、TSA(アメリカ運輸保安局)公認のロック(あるいはロック付きスーツケース)以外の鍵をかけてあるスーツケースは壊されても文句が言えませんので要注意です。

 

住居を決める

日本にいる間にアメリカの住居を決めて来ている方はいいのですが、そうでない方はホテルに滞在しながら住居探しが必要です。

公共交通機関がない地域の場合はまずレンタカーを借り、できるだけはやく住居を探しましょう。

アメリカでの住居探しはアメリカ/住宅あるいはバッファロー・ナイアガラ地方/住居を参考にしてください。

 

電話、電気やガス、水道、ゴミ、ケーブルTV、インターネットなどの契約

アパートメントやタウンハウスなどの賃貸物件の場合は、水道料金、ゴミの収集料金は家賃に含まれています。(貸家の場合は大家によりますので確認してください)

その他、必要な契約をすませます。

 

銀行口座の開設

アメリカで生活するためには銀行口座の開設が必要です。

賃貸住宅の家賃、公共料金などはチェック(個人用小切手)、またはオートペイで支払うことになります。

その他にも、買い物の支払いをデビットカードやチェックで行ったりもしますので、出来るだけ早い時期に銀行口座を開設しましょう。

なお、アメリカの銀行には通帳がありません。

残高照会や入出金は郵送で送られてくるMonthly Statementもしくはオンラインで確認をします。

銀行口座の開設の方法等はアメリカにおける銀行口座開設を参考にしてください。

 

車の購入

アメリカにおいてはよほど公共交通機関(バスや電車)が充実している都心部以外の地方では車は必需品です。

日本から渡米し車が必要な地方に住む場合、まず何が必要かと言えば車を買うことではないでしょうか。

短期間であればレンタカーでもいいでしょうが、長期になると金額もかさみますし できるだけはやい時期に車の購入が必要になってくると思います。

車の購入に関してはアメリカ/車の売買を参考にしてください。

 

SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の取得

SSNとはアメリカの社会保障制度であり住民にとってのIDの役目を果たす大切なものです。

アパートの契約、車の購入、運転免許証の取得、クレジットカードの申し込み、納税などあらゆる場面でこの番号を記入することが必要です。

戸籍制度のないアメリカでは SSNは個々の住民を認識するためのIDとしての重要な役割もあります。

  (取得方法は別に記載します)

 

運転免許証の取得

公共交通機関が都心部のように発達していない地方では、車は我々の足として重要な移動手段であり なくてはならないものです。

車を運転するためにはお住まいの州の運転免許証が必要です。

居住者は入国後1〜3ヶ月以内(NY州の場合は1ヶ月以内)に運転免許証の取得が義務づけられているので要注意です。

国際運転免許証はアメリカにおいては正式な免許証とはみなされません。

また運転免許証は身分証明書(ID)にもなります。アルコールを購入する時の提示に便利です。

運転免許の取得に関する情報はアメリカNY州における 運転免許証を参考にしてください。

 

在留届の提出

海外に3ヶ月以上滞在する場合には在留届を提出することが旅券法によって義務づけられています。

海外で出産した場合、子供の在留届の提出を忘れずに行いましょう。

在留届に関することは在留届を参考にしてください。

 

在外選挙の登録

在外選挙とは海外に住んでいる日本国籍を有する20歳以上の成人が、衆議院、参議院の選挙に参加することをいいます。

在外選挙の手続きをしておきますと 衆・参比例代表選出議員選挙の他、国政選挙から衆議院小選挙区選出議員選挙及び参議院選挙区選出議員選挙(これらに係わる補欠・再選挙を含む)の投票ができ、海外に住んでいながら日本の政治に参加することができます。

在外選挙登録については在外選挙を参考にしてください。

 

 
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