アメリカ/サマータイム制度(DST)・日本との時差
アメリカのサマータイム制度(Daylight Saving Time/DST)
アメリカにはサマータイム制度(Daylight Saving Time)というものがあります。
2007年から日時に変更があり、サマータイムは3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時となっています。
サマータイム期間中のNY州と日本との時差は13時間、サマータイムが終了するとNY州と日本との時差は14時間になります。
毎年3月第2日曜日に時計を1時間はやめ、11月第1日曜日に時計を1時間遅らせます。
サマータイムが始まる3月第2日曜日には午前7時が午前8時になり、サマータイムが終了する11月第1日曜日には午前7時が午前6時になるということになります。
夏時間 → 冬時間は1時間得をしたような気分になりますが、反対に冬時間 → 夏時間は1時間損した気分になります。
電波時計はDSTをキャッチして自動で時間が変わるので便利です。
DSTの入れ替わりの日は混乱する日なので必ず正確な時計を見て行動しましょう。
なぜサマータイムなんていう(ややこしい)制度があるの?
サマータイム以外の期間である冬時間(11月第1日曜日午前2時〜3月第2日曜日午前2時)が基本だそうです。
サマータイムでは1時間はやく仕事を終えて家に帰り、家族との時間を長く持ったりしてアフターファイブを有効に使うため…と言われていますが、一番の目的は節電だそうです。
アメリカの時間帯と日本との時差
アメリカにはハワイ、アラスカを含めると6つの時間帯があります。
太平洋標準時[Pacific Stanadard Time (PST)](西海岸標準時ともいう)
協定世界時(UTC)を8時間遅らせた標準時です。
主な該当地域はラスベガス、ロサンゼルス、サンフランシスコ・ベイエリア、シアトル、ポートランド・セイラム(オレゴン州)、オリンピア(ワシントン州)などです。
日本との時差は夏時間で16時間、冬時間で17時間遅れとなります。
山岳標準時[Mountain Stanadard Time (MST)]
協定世界時 (UTC) を7時間遅らせた標準時です。
主な該当地域はデンバー、フェニックス、ソルトレイクシティ、コロラド・スプリングスなどです。
日本との時差は夏時間で15時間、冬時間で16時間遅れとなります。
中部標準時[Central Stanadard Time (CST)]
協定世界時 (UTC) を6時間遅らせた標準時です。
主な該当地域はシカゴ、ミネアポリス、スプリングフィールド、カンザスシティ、セントルイス、ジャクソン、メンフィス、ナッシュビル、リトルロック、ジャクソン、モンゴメリー、ダラスなどです。
日本との時差は夏時間で14時間、冬時間で15時間遅れとなります。
東部標準時[Eastern Stanadard Time (EST)]
協定世界時 (UTC) を5時間遅らせた標準時です。
主な該当地域はニューヨーク州、コネチカット州、デラウエア州、フロリダ州、メイン州、ジョージア州、メリーランド州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、オハイオ州、ペンシルバニア州、ロードアイランド州、バーモント州、バージニア州、ウエストバージニア州、ケンタッキー州の東半分、テネシー州の東1/3、インディアナ州(シカゴとエバンズビルの都市圏を除く地域)、ウィスコンシン州に接するアッパー半島の4郡を除くミシガン州です。
日本との時差は夏時間で13時間、冬時間で14時間遅れとなります。
アラスカ標準時[Alaska Standard Time(AKST)]
協定世界時 (UTC) を9時間遅らせた標準時です。
主な該当地域はアラスカ州(アリューシャン諸島を除く)です。
日本との時差は夏時間で17時間、冬時間で18時間遅れとなります。
ハワイ・アリューシャン標準時[Hawaii-Aleutian Standard Time(HAST)]
協定世界時 (UTC) を10時間遅らせた標準時です。
主な該当地域はハワイ州、アリューシャン(アラスカ州)です。
日本との時差は夏時間で18時間、冬時間で19時間遅れとなります。