nikkei BPnet 「情報・通信：内部統制・危機管理」最新記事一覧
nikkei BPnetの「情報・通信：内部統制・危機管理」面は 2010年4月6日をもって、更新を終了しました。長い間ご愛読いただき、ありがとうございました。「情報・通信」面では、新たに「IT経営」、「情報システム」、「ソフト開発」を新設しました。詳細は、「情報・通信」面トップをご覧ください。
12月期は7社が「重要な欠陥」開示、内部統制を評価できない企業は3社
12月期決算企業の内部統制報告書が出そろい、財務報告について内部統制が有効でないことを示す「重要な欠陥」を7社が開示した。加えてJ-SOX（日本版SOX法）対応が終了しなかったなどの理由で、監査法人が内部統制報告書に対する監査意見を表明し…
「IFRS対応に必要な講習を15時間で」、アビタスなどがIT部門に特化した研修提供
IFRS（国際会計基準）といった会計関連の教育を手がけるアビタス、日本オラクル、会計関連業務のコンサルティング会社ジャパン・ビジネス・アシュアランス（JBA）の3社は2010年4月1日、「IT部門のためのIFRS研修」を提供すると発表した…
「内部統制を強化し不適切な会計処理を防止」、JVCケンウッドが東証に改善報告書提出
JVC・ケンウッド・ホールディングスは2010年3月29日、東京証券取引所（東証）に「改善報告書」を提出した。同社が3月12日に発表した過年度の決算訂正に対し、東証が提出を要求していたもの。報告書では「金融商品取引法が前提とする内部統制シ…
前回に続いて、IFRS（国際会計基準）が販売プロセスおよび内部統制にどのような影響を与えるかを説明する。今回取り上げるのは「複合契約」である。複合契約とは、いくつかのサービスを組み合わせてモノを売る契約を指す。IFRSでは複合契約における…
「IFRSへのコンバージェンスに対応」、ISIDが連結会計ソフトの新版
電通国際情報サービス（ISID）は2010年3月19日、同社が開発・販売する連結会計ソフト「STRAVIS」の新版Ver.4.0を出荷する。財務諸表を過去にさかのぼって修正する「遡及修正」の機能を強化するなど、IFRSへのコンバージェンス…
住商情報がERP「ProActive E2」のIFRS対応計画を公表、コンサルティングも提供
住商情報システム（SCS）は2010年3月19日、同社が開発・販売するERP（統合基幹業務システム）パッケージ「ProActive E2」のIFRS（国際会計基準）対応計画を発表した。10年4月以降に始まる事業年度から適用になる「資産除去…
「監査報告書がない委託先の内部統制をどう評価するか」、日本公認会計士協会がQ＆A改定
日本公認会計士協会（JICPA）は、財務諸表監査の際に実施するIT監査の留意事項をまとめた文書「IT委員会研究報告第31号（以下、第31号）」の改訂版を公開した。第31号はQ＆A形式になっている。今回の改訂で「システムの開発や運用を外部委…
新日鉄ソリューションズがIFRS対応専門組織設立、診断サービスを提供
新日鉄ソリューションズ（NSSOL）は2010年3月16日、企業のIFRS（国際会計基準）対応を支援する「IFRS対応診断サービス」を提供すると発表した。併せて4月1日付で、サービス提供の中心となる「IFRSソリューション推進センター」を…
子会社の取引データをリアルタイムで連結、レイヤーズが連結会計ソフトを販売
経営コンサルティングを提供するレイヤーズ・コンサルティングは2010年3月23日、連結会計ソフト「JIN〜仁（ジン・ツー）」の販売を開始する。金融機関向けのシステム構築を手がける情報企画が開発した連結会計ソフトを基にレイヤーズが機能を強化…
近鉄とJVCケンウッドが決算訂正で「重要な欠陥」を開示、11月期決算では3社が報告
近畿日本鉄道とJVC・ケンウッド・ホールディングスが2010年3月12日、09年3月期決算の内部統制報告書について「重要な欠陥」があると訂正した。2月末に出そろった11月期決算企業の内部統制報告書では、アサヒ衛陶、オプトエレクトロニクス、…
チリ大地震の津波注意報解除に関連して発生した、総務省消防庁の「全国瞬時警報システム（J-ALERT）」誤作動の原因が2010年3月10日判明した。原因は、気象庁が提供する警報や注意報などのデータを解析・処理するソフトウエアのバグにあった。
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米国防総省は米国時間2010年2月26日、機密扱いではない政府コンピュータからソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）をはじめとするWeb 2.0プラットフォームへのアクセスを認める新たな方針を発表した。
TISは2010年3月1日、IFRS（国際会計基準）導入を支援するための無料の診断サービスを開始した。専用のWebサイトで20項目の質問に答えると、回答した企業にとってのIFRS導入の大まかな影響を知ることができる。
「情報漏洩が起こりやすい状況だった」、金融庁がアリコに業務改善命令
アリコジャパンの顧客情報が流出した問題で、金融庁は2010年2月24日、同社に対して保険業法に基づく業務改善命令を出すとともに、個人情報保護法に基づく勧告を行った。
日立がグループ6社とIFRS事業を一本化、100人体制でスタート
日立製作所は2010年2月17日、グループ会社6社と「日立IFRSソリューションコンソーシアム」を設立すると発表した。日立グループのノウハウや人材を集結させ、IFRS（国際会計基準）対応にかかわるサービスを提供する体制を整える。コンソーシ…
「強制適用の時、欧州では大混乱だった」、米オラクルのIFRS対応担当者が明かす
「欧州でIFRS（国際会計基準）が適用になった時、対応する企業で多くの問題が発生した。監査人の不慣れにより監査報告書が長期間にわたり提出できなかった企業もある」。米オラクルでIFRS関連の調査などを担当するシェイマス・モラン氏は2010年…
1カ月でIFRS対応の「開始フェーズ」を支援、富士通がコンサルサービス提供
富士通は2010年2月2日、企業のIFRS（国際会計基準）対応を支援するサービスの提供を開始した。1カ月でIFRS対応の「開始フェーズ」を支援するコンサルティングや、IFRSの基本的な教育メニューを用意。顧客のニーズに応じて、IFRS対応…
日本公認会計士協会は2010年2月1日、会員と準会員合計179人分の個人情報が漏洩したと発表した。漏洩したのは、2009年6月30日時点で同協会四国会に所属していた会員と準会員の氏名、生年月日、自宅の住所と電話番号などである。
「資産除去債務に無償で対応」、ワークスが資産管理ソフトに標準搭載
ワークスアプリケーションズは2010年1月26日、同社の資産管理ソフト「COMPANY Assets Management」が、IFRS（国際会計基準）へのコンバージェンス（収れん）項目の一つである「資産除去債務」への対応を完了したと発表…
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KDDIは2010年1月26日、システム障害が原因で、au携帯電話の受け付け業務が停止し、いくつかのサービスに不具合が生じたと発表した。復旧したのは障害発生からおよそ15時間が経過した1月26日午後3時である。
「J-SOX対応2年目以降の課題をIT化で軽減」、BDOアドバイザリーとバルクが提携
三優監査法人グループで財務やリスク管理のアドバイザ業務を行うBDOアドバイザリーは2010年1月25日、マネジメントシステムに関するコンサルティングを提供するバルクと提携したと発表した。J-SOX（日本版SOX法）対応で実施する内部統制の…
非上場会社の会計基準のあり方を検討、IFRS対応会議が懇談会を設置
IFRS（国際会計基準）の強制適用（アドプション）の課題解決に取り組む「IFRS対応会議」は2010年1月22日、「非上場会社の会計基準に関する懇談会（仮）」を設置すると公表した。日本基準とIFRSのコンバージェンス（収れん）が進み、20…
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NTTデータがIFRS対応支援サービスを体系化、100人体制で推進
NTTデータは2010年1月21日、日本企業向けに国際会計基準（IFRS）対応を支援するサービスを提供すると発表した。影響分析からロードマップ作成、システム構築、社内教育までを支援する。クニエやNTTデータ経営研究所といったグループ会社の…
「プロジェクトの失敗につながる九つの要因に注意」、NTTデータの岩本副社長
「予算オーバーや納期遅れ、品質低下といった失敗プロジェクトをIT企業の視点で調べると、九つの共通点が見つかった。九つのうち三つを満たす案件については、特に注意が必要だ」。NTTデータの岩本敏男副社長パブリック＆フィナンシャルカンパニー長は…
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続報：羽田の管制システム障害は新システムの設定ミスが原因 --- 前原国交相
国土交通省は2010年1月15日、定例会見を開催した。会見の冒頭に前原誠司国土交通相は、2010年1月14日に羽田空港で発生した航空管制システムの障害について、「新システム導入時のシステム上の設定ミスが原因」と述べた。
2010年1月14日午前10時半ごろ、羽田空港の航空管制システムに障害が発生し、旅客機に欠航や遅延などの影響が出ている。「原因は調査中」（国土交通省）という。
9月期決算企業で6社が「重要な欠陥」を開示、意見不表明も1社
9月期決算企業の内部統制報告書の提出状況が明らかになった。A.Cホールディングス、クロニクル、ジャパン・フード＆リカー・アライアンス、セプテーニ・ホールディングス、東福製粉、レカムホールディングスの6社が「内部統制が有効でない」旨である「…
「複数会計基準への対応を簡素化」、日本オラクルがIFRS関連で協業
日本オラクルは2010年1月7日、ソフト開発会社のシステムフロンティアとIFRS（国際会計基準）関連製品の販売で協業すると発表した。「日本の会計基準とIFRS」など複数の会計基準に基づいて、取引データを仕訳できるソフトを販売していく。日本…
東証が上場規程を改訂、上場企業にIFRS対応の体制整備を促す
東京証券取引所が有価証券上場規程を一部改訂、2009年12月30日に施行した。上場企業に対して、IFRS（国際会計基準）対応に向けた体制整備を促す。日本では2010年3月31日以降に終了する事業年度からIFRSの任意適用が可能になり、20…
IFRS任意適用の条件を金融庁が公表、時期は10年3月期からに決定
金融庁は2009年12月11日、国際会計基準（IFRS）の任意適用についての内閣府令を公表した。IFRSを強制適用（アダプション）に先駆けて適用できる条件を示したほか、2010年3月31日以降に終了する事業年度からIFRSを適用できること…
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東京証券取引所は2009年12月14日、株誤発注の損失を巡るみずほ証券との裁判で、12月4日に東京地方裁判所が東証に約107億円の損害賠償を命じた判決について、控訴を見送ると発表した。みずほ証券は引き続き対応を検討している。
J-SOX関連ビジネスの焦点は「負荷軽減」、AfterJ-SOX研究会がパネルディスカッション
「J-SOX（日本版SOX法）初年度の対応は手作業で済ませた企業が多かったのではないか」。IT企業が集まりJ-SOXについて研究する「AfterJ-SOX研究会」は2009年12月8日、第10回の研究会を開催。「J-SOXの実態と今後の課…
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みずほ証券株誤発注裁判、東証社長は「主張はおおむね認められたが、責任7割は納得できない」
「取引所は取引の場を提供するだけで個別の注文を処理する義務はない、という我々の主張はおおむね認められた。だが、取り消しのオペレーションの責任が我々に7割ある、と判断されたことに対しては忸怩（じくじ）たる思いだ」。2009年12月4日、東京…
みずほ証券の株誤発注裁判、東証に107億円の賠償命令、過失は7割
みずほ証券が株誤発注による損失など約415億円の賠償を求め東京証券取引所を訴えた裁判で、東京地方裁判所は2009年12月4日、東証に107億1212万8508円の支払いを命じる判決を言い渡した。
［続報］3時間後に復旧、新幹線のエクスプレス予約システム障害
東海旅客鉄道（JR東海）と西日本旅客鉄道（JR西日本）は2009年12月3日、システム障害によって午前10時ごろから利用できなくなっていた新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」が、午後1時ごろに復旧したと発表した。
東海旅客鉄道（JR東海）と西日本旅客鉄道（JR西日本）は2009年12月3日、携帯電話とパソコンで新幹線指定席の予約ができる「エクスプレス予約」のシステムに、10時ごろから障害が発生したと発表した。原因は調査中。
電子証拠開示を支援するUBICと日本オラクルは2009年12月2日、国際訴訟の際に証拠となる電子コンテンツを保全・解析するソフトウエアの開発やサービス提供で協業すると発表した。
重要な欠陥を開示した企業は累計71社に、8月期決算企業は2社
8月期決算企業の内部統制報告書が出そろった。2009年12月1日現在、インデックス・ホールディングス、USENの2社が「重要な欠陥」を開示した。加えて6月期決算企業のイデアインターナショナルが訂正内部統制報告書を提出し、重要な欠陥を開示し…
OBCが「奉行V ERP」のIFRS対応計画、11年に日本基準と比較可能な新版提供
オービックビジネスコンサルタント（OBC）は2009年11月30日、ERP（統合基幹業務システム）パッケージ「奉行V ERP」のIFRS（国際会計基準）対応ロードマップを公表した。2010年3月に「コンバージェンス対応」版、11年に日本の…
東京工業品取引所は2009年11月27日17時10分に起こった取引システムの障害について、「原因究明に時間を要するため本日の夜間取引は休止する」と発表した。夜間取引の時間は23時までだが、19時3分の時点で27日中の復旧は断念した。
東京工業品取引所で2009年11月27日17時10分にシステム障害が発生し、金の先物、ミニ、オプションの各取引が出来なくなった。現在もシステムは復旧しておらず、「原因は調査中」（東工取広報）だ。
ロンドン証券取引所は2009年11月25日（英国時間）、注文を受け付けるゲートウエイサーバー（トレーディング・ゲートウエイ）に技術的な障害が発生したため、取引を停止したと発表した。現地時間で午前9時32分から障害が発生し、同10時35分に…
初期評価からシステム導入まで支援、日本IBMとIBCSがIFRS対応サービス提供
日本IBMとアイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス（IBCS）は2009年11月26日、日本企業のIFRS（国際会計基準）対応を支援するサービスを発表した。2015〜16年にも開始するとみられるIFRSの全面採用（アドプショ…
NTTPCコミュニケーションズ（NTTPC）は2009年11月25日、パンデミック対策向けSSL接続サービスの提供を開始した。既存のSSL接続サービスに対し、基本料金と利用状況に応じた課金を組み合わせた料金体系を新たに設けた。新型インフル…
「IFRS対応では現場の教育が不可欠」、ディーバが実務講座拡充
「IFRS（国際会計基準）への対応を検討している企業が現在進めている作業は大きく2種類ある。一つはIFRSを導入した場合の影響分析。もう一つは現場に対するIFRSの教育だ。特にIFRSの教育に乗り出す企業がこれから増えるはずだ」。連結会計…
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連結会計ソフトを開発・販売するディーバは2009年11月18日、IFRS（国際会計基準）のコンバージェンス（収れん）に対応した最新版「Diva System 9.3」を11月20日から出荷すると発表した。10年4月以降に始まる事業年度から…
前回はIFRS（国際会計基準）対応で情報システムに求められる「複数帳簿の保持」について解説した。IFRS対応の際に、システムで対応しなければならない項目は他にもいろいろある。今回は、情報システムだけでなく、企業全体に大きな影響が与えるとみ…
［続報］アリコの情報流出が3万2000件超に、中国の委託先からの可能性濃厚
クレジットカード番号を含む顧客情報流出問題でアリコジャパンは2009年11月11日、新たに1万4175件の流出が判明したと発表した。既に調査して流出を特定した顧客情報と合わせて3万2359件に拡大した。平野哲 日本代表兼副会長は「結果とし…
顧客のJ-SOX対応負担を軽減、NTTコムウェアがSAS70報告書を無償提供
NTTコムウェアは2009年11月11日、同社の東京データセンターを対象に内部統制の整備・運用状況に関する「米国監査基準70号（SAS70）」に基づいた監査報告書を取得したと発表した。今回、同社が取得したのは、内部統制の整備状況を保証する…
「受託開発の扱いを明確に」、JISAが工事進行基準とIFRSの関係について意見書
情報サービス産業協会（JISA）は2009年11月9日、「『収益認識に関する論点の整理』に関する意見と要望（以下、意見と要望）」という文書を同協会のWebページで公表した。意見と要望は、企業の会計基準を定めている企業会計基準委員会（ASB…
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