nikkei BPnet 「建設」最新記事一覧

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ホテル開発ラッシュの大阪、容積率緩和でさらに加速も
国土交通省は6月13日、宿泊施設の建設計画に対して容積率を緩和するよう、自治体に通知しました。指定容積率の1.5倍以下、かつ+300%が上限。観光立国推進の立場から、客室数の増加をめざします。「ホテルのオペレーションには適正な規模があり、…


べネチア「日本館」に海外の要人も注目
イタリア・べネチアで開催中の「第15回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展」で、日本館が特別表彰を受けた。地方移住や空き家対策などに国外から高い関心が寄せられた。


波打つ構造体が利用者を誘う、UNスタジオの新駅
オランダのアムステルダムから内陸側へ約80km。UNStudioが設計し、19年もの歳月を経てようやく昨年末、アーネム中央駅がオープンした。海抜も低く、どこまでも平らな土地が広がるオランダの中で、アーネムは比較的起伏の多い地形が特徴である…


耐震等級2の住宅の倒壊過程を動画で推定
日経ホームビルダーは、熊本地震で実際に倒壊した耐震等級2の住宅Aを例に取り、観測された前震と本震の地震動を入力して倒壊までのプロセスをシミュレーションした。


凹凸をミリ単位で可視化、橋の床版を平らに仕上げ
三井住友建設は、橋の床版工事などでコンクリート打設後の表面形状を管理するシステムを実用化した。仕上げ面のわずかな凹凸をミリ単位で把握し、作業員にならし作業の修正などをその場で指示できる。


43都道府県が設計変更指針を策定、品確法改正で拡大
全国の都道府県のうち、5月末時点で43自治体が公共工事に関する設計変更ガイドラインを策定していることが、国土交通省の調査で分かった。


リモコンで施解錠できる門扉
三協立山は、バッグやポケットにリモコン(エントリーキー)を入れて身につけていれば、ワンタッチで施錠や解錠ができる「電池錠付き門扉」を2016年6月1日に発売した。


銀座プレイス竣工、透かし彫りの艶表現
サッポロ不動産開発とつゞれ屋が開発する「GINZA PLACE(銀座プレイス)」が、6月15日に竣工した。外観デザインはクラインダイサムアーキテクツが担当。16年9月に開業予定だ。


原因は安定性の照査ミス、新名神の仮支柱転倒
大阪府箕面市の新名神高速道路の建設現場でベント(仮受け設備)が転倒した事故で、ベントの重心からずらして仮支承を載せたことに対する安定性の照査が不十分だったことが分かった。


木造の仮設住宅、余震に備えて基礎に工夫
「木造の応急仮設住宅(仮設住宅)がほしい」─。熊本地震で被災した熊本県内の市町村の担当者から要望を受けて、木造仮設住宅の建設が急ピッチで進んでいる。


浸水による破壊・圧縮で沈下、陸前高田の造成地
岩手県陸前高田市の防災集団移転促進事業で2015年に発生した造成宅地の沈下は、降雨などの浸水で体積圧縮が生じる「コラプス沈下」であることが市の調査で明らかになった。


階下への音漏れを軽減する天然木化粧床材
大建工業は、ホテル向けの天然木化粧床材「コミュニケーションタフ 防音」を2016年4月21日に発売した。階下への音漏れを軽減する。


オフロード法2014年に適合、安全性や省エネ運転を向上
コマツは、最新技術を織り込み、オフロード法2014年基準に適合した中型油圧ショベル「PC120/130-11」を発売した。


築70年の躯体肌を生かし快適なホテルに
アラップの荻原廣高シニア環境設備エンジニアは環境計画に当たり、日射などの熱負荷が大きいと感じた空間でも、すぐに弱点と決め付けず、季節や時間に応じた過ごし方を考える。築70年の海運倉庫のコンバージョンでは、既存のコンクリート躯体を生かして、…


「梁」のない倉庫で冷却効率を改善
竹中工務店はニッスイ・エンジニアリングと共同で新しい冷凍冷蔵庫の構造を開発。「ワンウェイキャピタル構造」と名付けられた技術は、フロン廃止による冷凍冷蔵倉庫の置き換え需要を狙う。


杭未達マンションの鉄筋不具合、原因は設計変更
一部の基礎杭の支持層未達や鉄筋の施工不良が発覚した横浜市内の分譲マンション「パークスクエア三ツ沢公園」について、市は6月3日、新たな鉄筋の施工不良が見つかったことを公表した。設計変更が重なり、施工の手順が守られていなかったことが原因との見…


1人で設置できるシートタイプ防水板
LIXIL鈴木シャッターは、最大開口幅8mで1mの水位までの浸水を防止するシートタイプの防水板「アピアガード防水シートIII」を2016年6月1日に発売した。1人でも設置できる。


洋上風力発電で港湾拡張、北九州市が先陣
北九州市は、民間事業者が北九州港の近海に新設する洋上風力発電施設のために同港の港湾区域を拡張する。港湾法などに基づいて国土交通省が6月10日付で拡張に同意した。港湾管理者が洋上風力発電の拡大を目的に港湾を広げるのは全国で初めて。


速度低下著しい区間に付加車線、暫定2車線を改善
国土交通省は暫定2車線(片側1車線)の高速道路のうち、速度低下が著しい区間に追い越し車線などの付加車線の設置を試行する。


死角突く建物被害との戦い
地震国、日本の建築は、次々に現れた課題を克服すべく、技術面・制度面で進化してきた。だが、災害は弱点を狙い撃ちするかのように突いてくる。熊本地震では、耐震化の重要性という原点が改めて問われている。6月14日に発売になったムック「検証 熊本大…


エスカレーターの耐震基準緩和へ
国土交通省は5月27日、エスカレーターの耐震基準である2013年国土交通省告示1046号の改正案を公表した。既存エスカレーターの改修時に、一定の条件を満たした場合、躯体の梁の強度検証を不要とする緩和措置を設ける。


テラコッタ調の内装用タイル
Danto Tileは、テラコッタ調の色合いを持つ内装用のタイルシリーズ「テレヌオヴェ」を2016年5月に発売した。


伊東豊雄氏らの建築を環境計画で支える
アラップの荻原廣高シニア環境設備エンジニアは、今はロンドン本社で、世界的な建築家の仕事を支える。歴史や風土から環境の在り方を提案し、エンジニアリング力で解く。伊東豊雄氏設計の「みんなの森ぎふメディアコスモス」では環境計画を担った。


設計者に86億円を請求した大阪府に聞く「プロの責任」
阪神高速大和川線での「設計ミス」が原因で工事費の増額を余儀なくされたとして、大阪府が日本シビックコンサルタントに約7億5000万円の損害賠償を求めていた裁判が、今年2月に新たな局面を迎えた。府が同社への請求額を、約86億円に引き上げたのだ…


6割に減る2030年の新築着工数
野村総合研究所が6月2日に発表したリポートでは、2030年に新設住宅着工戸数を54万戸と予想した。92万戸の現在から市場規模は約6割に縮小する。しかし、この54万戸ですら大工不足で供給が危ういという。日本の住宅政策はどうあるべきか。


起振力を約11%向上、オフロード法新基準適合
キャタピラージャパンは、土木、造成工事などにおいて高い転圧能力を発揮する「Cat 土工用振動ローラBシリーズ」3モデルを発売した。


【開発】銀座のソニービルを解体、五輪後に新ビル建設
ソニーは6月13日、中央区銀座5丁目のソニービルを解体し、暫定的にイベント広場として活用した後、新たなソニービルを建設すると発表した。新ビルは2022年秋に開業する予定だ。


熱海銀座で「稼げるまちづくり」模索
まちづくり事業の主体となり得るキーマンや団体が既に存在するエリアでは、家守会社を設立し、民間主導型の展開にかじを切る動きが早く起こっている。昭和の面影を残す熱海銀座では2011年に、「稼げるまちづくり」の模索が始まった。


「ハニカム・サーモスクリーン」にリーズナブルな価格帯
セイキ総業は、「ハニカム・サーモスクリーン」にリーズナブルな価格帯の「ハニカム・サーモスクリーンライト」を新たに加え、2016年6月1日に発売した。


郊外団地を丸ごと省エネ改修(後編)
ドイツ・ポツダムで進行中の大規模団地改修プロジェクト「ガーデンシティ・ドレヴィッツ」をリポートする。前編では、(1)建築分野(2)エネルギー分野について解説した。後編は、(3)交通分野(4)都市計画分野に焦点を当てる。団地再生に悩む日本で…


東京・日本橋を医薬ビジネスの拠点に
東京・日本橋を、医療や健康などのライフサイエンス産業の一大拠点にする構想が動き出す。三井不動産は6月3日、日本橋エリアの既存ビルを拠点に、ライフサイエンス産業分野における産学官の連携を促す仕組みづくりを進めると発表した。


日本人のセンスと教養を破壊した意外な犯人
法隆寺のように1500年以上持つ木造建築を建てていながら、コンクリート志向に陥ってしまった日本。どんな土地にも“売り逃げマンション”を建ててしまうセンスから脱却できるのか。オリンピックを期に木造文化への転換は実現するか?


暖かい住宅を知る人が少ない日本の実情
「前に住んでいた住宅が寒かった人か、逆に暖かかった人ほど次に建てる住宅に高断熱を求める傾向にある」――。こんな調査結果に触発された当コラム筆者の松尾和也さん。「暖かい住宅に住んだことがある人は、日本にどのくらいいるのか」と、独自の概算を試…


着地は飛行機のように、リニア走行動画
JR東海は6月3日、山梨リニア実験線の報道機関向け走行試験を実施した。記者たちを乗せ、山梨県上野原市から同県笛吹市にある42.8kmの実験線区間を、1往復強走った。その内容を写真と動画で紹介する。


藤森照信氏設計の「粘土山」がモチーフの博物館
建築史家であり建築家でもある藤森照信氏が基本設計を手掛けた「多治見市モザイクタイルミュージアム」が6月4日、岐阜県多治見市笠原町にオープンした。外観はタイルの原料となる粘土を掘り出す採土場、いわゆる粘土山をモチーフにしている。


除染土を建設資材に再利用、道路盛り土や防潮堤に
環境省は6月7日、除染で発生した廃棄物のうち、放射能濃度が低いものを建設資材として再利用する方針をまとめた。


技術者専任要件に「難易度」を提言へ
建設業の構造的課題を検討している国土交通省の有識者委員会は6月9日、工事の金額をベースとしている現行の技術者の配置要件に、工事の難易度を加えるよう提言する考えを示した。


太陽光で発電するたて型ルーバー
三協立山は、アルミ形材ルーバーに太陽電池モジュールを組み込んだ「太陽電池一体型目隠しルーバー」にたて型の「210タイプ」を新たにラインアップし、2016年6月1日に発売した。


品確法改正から2年、「待遇改善」の評判は?
2014年6月に、品確法をはじめとした「担い手三法」が改正されました。国土交通省は待遇改善に向けて様々な施策を打ち出しています。しかし、受注者は全ての施策を歓迎しているわけではないようです。


三井不レジが杭偽装問題で再発防止策、第三者が立ち会い
三井不動産レジデンシャルは6月7日、同社単独事業の分譲マンションにおける杭施工不良の再発防止策を打ち出した。第三者機関の杭施工の立ち合いを盛り込むなど、一歩踏み込んだ内容になっている。


現場で起こり得る危険を体験、労働災害の減少を図る
アジアクリエイトは、製造業界向け危険予知訓練装置「安全体感装置」を建設業界に対して積極的な展開を開始した。


まぶしくない遮熱機能付き透湿防水シート
フクビ化学工業は、壁用透湿防水シート「遮熱エアテックス」の遮熱性能を向上し、シートのまぶしさを低減してより施工しやすくなった「遮熱エアテックスR」を2016年5月17日に発売した。


JR原宿駅など五輪会場の最寄り3駅を改良
JR東日本は6月8日、2020年の東京五輪に向けた原宿・千駄ケ谷・信濃町各駅の改良工事計画を発表した。五輪開催時の主要会場周辺にあるこれら3駅について、改札口、コンコース、トイレを拡張し、エレベーター増設によるバリアフリー化やホームドアの…


周辺環境と共生する「ポジティブエネルギー住宅」
「Diagonal Boxes」は、冷暖房を使わずに年間を通して快適に暮らせる家を目指して設計された。パッシブな手法が室内環境にもたらす効果を検証すると同時に、周辺環境へ与える影響もシミュレーションで確かめながら設計を進めた。消費以上のエ…


地山に捕まっても縮んで脱出できるTBM
戸田建設はトンネル掘進中に地山に拘束されても、外径を機械的に縮めて脱出できる「縮径TBM」を開発した。TBMが動けなくなったとしても、従来の方法と比べて最短6分の1の半月ほどで脱出できるという。


幾何学模様のイタリア産内装用タイル
平田タイルは、「ハイセラミクス」シリーズに、新たにコンスタンチン・グルチッチがデザインしたイタリア産の内装用壁・床タイル「NUMI(ヌミ)」を加え、2016年4月に発売した。


「省エネ」が武器になる時代
6月9日号には「省エネ」をテーマとする記事が3本あります。以前から動かしていた記事の掲載時期がちょうど重なった形です。考えてみると、10年前に比べて省エネに関する記事の割合は格段に高まっているといえそうです。


2020年目指す名古屋城の木造復元
名古屋市は、老朽化が進む名古屋城の天守閣を木造で復元する計画を、2020年までの完成を目標に進めている。この計画について市は5月、約2万人の市民に対してアンケート調査を実施。その結果、6割が木造復元を支持するも、2020年7月までの建設は…


川崎駅脱線、鉄建の技術者ら4人送検
神奈川県警察本部は6月6日、2014年2月に改良工事中のJR川崎駅構内で回送列車が脱線した事故で、列車と衝突した工事用車両を使用していた鉄建の技術者(当時)など工事関係者4人を、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで書類送検した。


氷河を模したアルミをまとうモールへ(スウェーデン・ソルナ市)
今回は、首都ストックホルムに隣接するSOLNA(ソルナ)市に誕生した、大型商業施設を紹介する。スカンジナビア半島で最大規模を誇る施設だ。スウェーデン国鉄(SJ)に乗り、ストックホルム中央駅から北に向かって2駅目のソルナ駅の引き込み線際に建…


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