アメリカ/マナー の変更点


アメリカには日本にはない''マナー''や''ルール''があります。

ちょっとした''マナー''や''ルール''を覚えておかないと 場所によっては恥をかくこともあるかもしれません。

''アメリカ独特のマナー・ルール''を知って楽しくアメリカ生活を送りましょう。

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*How are you?  [#f3a671d9]

ご近所さん、友人の間で気軽にかわす''あいさつ''です。

日本でいうと「こんにちは、お元気ですか?」という挨拶と同じ感覚でしょうか。

しかしアメリカの場合,全く面識がなくても挨拶をすることもあります。(都心部では少ないですが、田舎の方に行くと道ですれ違っただけでも挨拶をします)

''Hi! How are you?''  の他 ''How are you doing? How's it going?''  など変化球があります。

返答は''Good! Thanks!   Great!  Thank you!  I'm Fine! Thank you!''などでいいでしょう。後に'' And  How are you?''と聞き返すとなおいいでしょう。

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*Excuse me [#f7c6ea7c]

他人とぶつかった時や、歩いてて人を追い越したりする場合は一言''「Excuse me」''と声をかけます。

他には 会話中にくしゃみをしたり、買い物中に同時にものを取ろうとした場合にも''「Excuse me」''と一言声をかけるのが''マナー''のようです。

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*レディファースト [#y51ad1c5]

日本でも最近は''レディファースト''をする男性が増えていますが、徹底はされていませんし''レディファースト''をしたことのない日本人男性はけっこう多いのではないかと思います。

アメリカでは男性が女性をエスコートしている場合や、同時にドアを通る場面に出くわした場合、エレベーターの乗り降り時には''女性を先に通す''ことは普通に行われている''マナー''です。

「お先にどうぞ」は ''After you'' または ''Go ahead'' です。

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*握手をする [#t030ce71]

初対面の人に対して''Nice to meet you!'' などといいながら握手をする場面がよくあります。

握手には相手に''尊敬、敬意''を示す大切なコミュニケーションです。大事な場面での握手はしっかりと握手をするようにしましょう。

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*Hug(ハグ)をする [#dda8c881]

欧米において異性、同性に関わらず親しい人同士の間でなされる挨拶です。

ただしすべてのアメリカ人がするわけではないようです。オリジナリティ(出身の国)によって''Hug''をする、しないがあるようです。

日本には''Hug''はない習慣ですので、日本人の方から''Hug''をする必要はないでしょう。相手から''Hug''を求められたら応じるといいと思います。

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*ドアは開けて待つ [#t7f09478]

出入り口のドアを通った時に、後ろから他の人が来た場合はそのまま''ドアを押さえて開けたまま待つのがマナー''です。

出入り口を通った時には後ろから人が来ていないかを確認するようにしましょう。

しかし、これに慣れてしまい、日本に帰った時に前を歩いてる人がドアを開けたままにしてくれないので、勢いよく閉まったドアで顔を打ち付けた…などという悲しい笑い話があります。日本に帰国や一時帰国した時には要注意です。

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*家のトイレのドアは少し開けておく [#s934873e]

日本のトイレは使用中のマークがありますが、アメリカのトイレにはありません。

アメリカの家のトイレは基本的にはドアを少し開けておきます。ドアが閉まっていると「使用中」ということだそうです。

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*レストランでのマナー [#ye0c5542]

食事のマナー(音を立てて食べない、食器を持ち上げないなど)に関してはよくご存知だと思うので、ここではレストランの行動についての''マナー''をあげておきます。

-オーダーしたい時、何か頼みたい時に''大きな声でウェイターやウェイトレスを呼ぶのはマナー違反''です。テーブルの担当が決まってるので、その担当のウェイター、ウェイトレスに言うようにします。もし近くに担当のウェイターやウェイトレスがいない場合は根気づよく待つか、手を挙げて用事があることを示します。

-会計はテーブルで行います。会計したい場合はテーブルの担当者に「Check, please」と言うと伝票を持って来てくれます。支払いは''テーブルごと''に行います。''個人がバラバラに支払うのはマナー違反''です。

-チップに関しては[[チップについて>アメリカ/チップ]]のレストラン編を参照してください。

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*ひたすら忍耐強く待つ [#t45114cf]

ドラッグストアや小さなお店ではレジに店員さんが誰もいないことがよくあります。

そんな場合、日本人的には誰かレジに来てくれないかな〜と思い「すみませ〜ん」と呼びに行きたい気分ですが、アメリカの場合は''ひたすらレジ係が来るまで待つ''のがルールのようです。

また、スーパーのレジではレジを打っている係の人がお客さんとしゃべりだしてしますケースがよくあります。こんなときも''ひたすら会話が終わるのを待つ''のがアメリカ式です。

アメリカ人って忍耐強いのですねぇ。

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*相手の目を見て話す [#lf923eec]

これは日本でも同じですが、会話時は必ず相手の目を見て行いましょう。

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*ジェスチャー [#v27f0989]

-''手招き''は日本とアメリカでは逆です。日本式の「手のひらを下に向けて4本の指を動かす」のはアメリカでは「あっちに行け」というサインです。アメリカでは「手のひらを上に向けて4本の指を動かす」のが''手招き''のやり方です。

-''指で自分を指す''場合、日本は「人差し指で鼻の辺りを指す」のですが、アメリカは「親指で胸の辺りを指す」そうです。

-口に手を当てて笑うのはアメリカ人にとっておかしな仕草にうつるようです。

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*くしゃみや咳・Bless you! [#v35973d7]

日本人はくしゃみや咳をする時は手やハンカチで口を覆いますが、アメリカでは''肘の内側で覆う''ようです。

これは''手でくしゃみや咳を覆うと手にウィルスが付着する''という理由のようです。

また、アメリカでは''マスクをすると怪しい人''と間違われるので注意しましょう。花粉症の方は大変ですね!

くしゃみをしたら''「God bless you! 」''とか''「Bless you! 」''と声を掛け合います。 これは、くしゃみをすると体から魂がでていってしまうので「Bless you」と言うことでまた魂を体の中に戻す…という意味があるようですが、単に習慣になってるようでもあります。
くしゃみをしたら''「God bless you! 」''とか''「Bless you! 」''と声を掛け合います。 

これは、くしゃみをすると体から魂がでていってしまうので「Bless you」と言うことでまた魂を体の中に戻す…という意味があるようですが、単に習慣になってるようでもあります。

''「God bless you! 」''は''「お大事に」「神のご加護があります様に」''という意味のようです。

''「Bless you! 」''と声をかけられたら''「Thank you」''と答えましょう。

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