アメリカ/マナー のバックアップ(No.2)


アメリカには日本にはないマナールールがあります。

ちょっとしたマナールールを覚えておかないと 場所によっては恥をかくこともあるかもしれません。

アメリカ独特のマナー・ルールを知って楽しくアメリカ生活を送りましょう。

 

How are you? 

ご近所さん、友人の間で気軽にかわすあいさつです。

日本でいうと「こんにちは、お元気ですか?」という挨拶と同じ感覚でしょうか。

しかしアメリカの場合,全く面識がなくても挨拶をすることもあります。(都心部では少ないですが、田舎の方に行くと道ですれ違っただけでも挨拶をします)

Hi! How are you? の他 How are you doing? How's it going? など変化球があります。

返答はGood! Thanks!   Great! Thank you!  I'm Fine! Thank you!などでいいでしょう。後に And How are you?と聞き返すとなおいいでしょう。

 

Excuse me

他人とぶつかった時や、歩いてて人を追い越したりする場合は一言「Excuse me」と声をかけます。

他には 会話中にくしゃみをしたり、買い物中に同時にものを取ろうとした場合にも「Excuse me」と一言声をかけるのがマナーのようです。

 

レディファースト

日本でも最近はレディファーストをする男性が増えていますが、徹底はされていませんしレディファーストをしたことのない日本人男性はけっこう多いのではないかと思います。

アメリカでは男性が女性をエスコートしている場合や、同時にドアを通る場面に出くわした場合、エレベーターの乗り降り時には女性を先に通すことは普通に行われているマナーです。

「お先にどうぞ」は After you または Go ahead です。

 

握手をする

初対面の人に対してNice to meet you! などといいながら握手をする場面がよくあります。

握手には相手に尊敬、敬意を示す大切なコミュニケーションです。大事な場面での握手はしっかりと握手をするようにしましょう。

 

Hug(ハグ)をする

欧米において異性、同性に関わらず親しい人同士の間でなされる挨拶です。

ただしすべてのアメリカ人がするわけではないようです。オリジナリティ(出身の国)によってHugをする、しないがあるようです。

日本にはHugはない習慣ですので、日本人の方からHugをする必要はないでしょう。相手からHugを求められたら応じるといいと思います。

 

ドアは開けて待つ

出入り口のドアを通った時に、後ろから他の人が来た場合はそのままドアを押さえて開けたまま待つのがマナーです。

出入り口を通った時には後ろから人が来ていないかを確認するようにしましょう。

しかし、これに慣れてしまい、日本に帰った時に前を歩いてる人がドアを開けたままにしてくれないので、勢いよく閉まったドアで顔を打ち付けた…などという悲しい笑い話があります。日本に帰国や一時帰国した時には要注意です。

 

家のトイレのドアは少し開けておく

日本のトイレは使用中のマークがありますが、アメリカのトイレにはありません。

アメリカの家のトイレは基本的にはドアを少し開けておきます。ドアが閉まっていると「使用中」ということだそうです。

 

レストランでのマナー

食事のマナー(音を立てて食べない、食器を持ち上げないなど)に関してはよくご存知だと思うので、ここではレストランの行動についてのマナーをあげておきます。

  • オーダーしたい時、何か頼みたい時に大きな声でウェイターやウェイトレスを呼ぶのはマナー違反です。テーブルの担当が決まってるので、その担当のウェイター、ウェイトレスに言うようにします。もし近くに担当のウェイターやウェイトレスがいない場合は根気づよく待つか、手を挙げて用事があることを示します。
  • 会計はテーブルで行います。会計したい場合はテーブルの担当者に「Check, please」と言うと伝票を持って来てくれます。支払いはテーブルごとに行います。個人がバラバラに支払うのはマナー違反です。
 

ひたすら忍耐強く待つ

ドラッグストアや小さなお店ではレジに店員さんが誰もいないことがよくあります。

そんな場合、日本人的には誰かレジに来てくれないかな〜と思い、「すみませ〜ん」と呼びに行きたい気分ですが、アメリカの場合はひたすらレジ係が来るまで待つのがルールのようです。

また、スーパーのレジではレジを打っている係の人がお客さんとしゃべりだしてしますケースがよくあります。こんなときもひたすら会話が終わるのを待つのがアメリカ式です。

アメリカ人って忍耐強いのですねぇ。

 

相手の目を見て話す

これは日本でも同じですが、会話時は必ず相手の目を見て行いましょう。

 

ジェスチャー

  • 手招きは日本とアメリカでは逆です。日本式の「手のひらを下に向けて4本の指を動かす」のはアメリカでは「あっちに行け」というサインです。アメリカでは「手のひらを上に向けて4本の指を動かす」のが手招きのやり方です。
  • 指で自分を指す場合、日本は「人差し指で鼻の辺りを指す」のですが、アメリカは「親指で胸の辺りを指す」そうです。
  • 口に手を当てて笑うのはアメリカ人にとっておかしな仕草にうつるようです。
 

 
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